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当社の easyE4 プログラマブルリレーは、多様な通信パスにおける柔軟なシステムの要件を満たします。

イーサーネット

easyE4 は、RJ45 コネクターを備えたイーサーネットインターフェイスを内蔵しています。この高性能インターフェイスは、さまざまな通信プロトコルに対応しているうえ、サイバー攻撃から保護するために、当社独自の easyE4 証明書を使用して暗号化されています。各種通信オプションについて以下に説明します。

JSON API(アプリケーションプログラミングインターフェイス)

JSON API は、内蔵イーサーネット接続を使用し、API を介して easyE4 と接続されたウェブモジュール間で JSON オブジェクトを交換するためのプログラミングインターフェイスです。これにより、easyE4 は、Node-Red のような開発環境や、(ホーム)オートメーションに使用されるような他のさまざまなシステムと通信できます。このインターフェイスは、インターネット接続を必要とせずに、easyE4 のデータとパラメータへの書き込みおよび読み取りアクセスを提供します。
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  • イーサーネットインターフェイス内蔵によるクライアント/サーバー機能
  • 異なるレベルのコンポーネントの統合が可能
  • Modbus RTU モジュールと並列使用可能
  • クライアント/サーバーとして同時に動作可能
  • Modbus TCP 参加者の統合はオープン
  • サードパーティ製デバイスの統合が可能
easyE4 with expansion modules on mounting rail
Modbus-RTU
  • 左側のコネクターでベースユニットに接続可能
  • マスターまたはスレーブデバイスとして機能
  •  easySoft による周期的データの設定
  • 非周期的なデータは、ファンクションブロックを介して実装できます。
  • マスターとして使用され、プロセスデータとステータス情報にアクセス可能
  • サードパーティ製デバイスの統合が可能 
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SmartWire-DT

イートンのインテリジェントな SmartWire-DT 配線システムはさまざまなモジュールとの簡単で一貫した通信のための理想的なオプションです。そのため、新しいモジュールを既存のシステムに簡単に統合することもできます。モジュールは easySoft のドラッグ・アンド・ドロップ機能により設定されるため、追加のソフトウェアは必要ありません。また、制御盤の内外での柔軟なセットアップや、リモートアクセスによる設定も可能です。さらに、SmartWire-DT は、従来の有線制御リレーが使用されていた場合のデータ取得の課題を解決します。これは、すべてのモジュールからのステータスやその他の情報を簡単に評価でき、診断やトラブルシューティングを大幅に簡素化できるためです。SmartWire-DT モジュールは easyE4 の左側に接続され、通信ネットワークのコーディネーターとして機能します。

easyNet

統合された NET ネットワーク機能により、同一ネットワーク内の複数の easyE4 デバイスがイーサーネットを介して相互に通信できます。複数の easyE4 がプロジェクトに含まれている場合、easySoft ソフトウェアは自動的に NET 接続を設定し、それらの間でスムーズにデータを交換できます。easyE4 デバイスのデータを一時的に NET マーカーに保存し、別のデバイスに表示することもできます。